多くの中小企業の経営者の方はデザイン的な側面から「うちの会社もA社のように何とかしたいな…」と考えながらも普段の業務に追われながらそのチャンスを逃したり、自分自身が納得もできぬままに完成し、代価を支払っているのが現状ではないでしょうか?
私が言うのも何ですがデザインは絶対に必要なものではないと思います。でも間違いなく一般の主婦の方でさえデザインでものを選んでいます。それは理解しているというよりも『感覚的』に選んでいるのだと思います。デザインはそれが無ければ生きていけないものではありません。ただ企業の場合もサービスや商品を他社と差別化して自社の商品(製品)やサービスを選んでいただかなくてはなりません。
商品の本質を理解していただき、消費者やお客様に届かなければ存在しないことと同じだと思います。
つまりそこにデザインの力が必要になりまます。自分自身を知って頂く為により良いコミュニケーション(ご提案)を促す。それがデザインの役割だと思います。
デザインと言うとそれ自体がブラックボックスで魔法のような捉え方をされているという感じもありますが、私はデザインとは合理的なものであり、どう伝えたいのか?どう感じてほしのか?というコミュニケーションのあり方だと思っています。
商業的なデザインにおいて多くはすでに現場に答えが隠されています。
私の仕事はそれらをよりわかり易く時には埋もれてしまっている真の価値を伝えていくために見える(伝える)かたちにしていく作業だと思っています。
大切なのは何をどう伝えたいか?それだけだと感じています。
経営者の方ならお客様に絶対に好かれたいですよね?
または自社のサービスや製品を選んで頂きたいですよね?
お客様に何をどのように伝えたいのですか?
その「何」の部分をご提案し
その「どう」の部分を表現(具現化または可視化)していく
それがイデアの仕事です。
イデアではお客様と様々なデザインワークに誠実に向き合いながら
お客様の企業価値を高めていけるようなデザインを心掛けています。
また私にとってのデザインの真の目的は社会貢献にあると思っています。
デザインは人を幸福にし、社会を豊かにするための手段でなければ
ならないと考えているからです。
デザインはお客様との接点を増やすための積極的なコミュニケーションだと言えると思います。
仮にあなたに「好きな方」がいたとします。そうしたらその人との接点を増やすための努力しますよね。好かれたいから、好きだから積極的なコミュニケーションをするでしょう。
私はデザインとはそういうものだと思っています。
そしてそのコミュニケーションは個性にも繋がると思います。
デザインは先にも申し上げた通り絶対に必要なものではありません。
だからこそ納得して前に進み、納得してお金を支払いたい。私が逆の立場ならそう思います。
ですから、形1つ、色1つに意味が必要だと思います。
ただ何となくでは、好きな人は決して振り向いてくれません。
デザインはコミュニケーションであり、そこに意味をもたらしていく働きかけだと思います。
もちろん恋愛同様に見てくれ(ルックス)のカッコ良さは不可欠とも言えますし、ルックスの良いものは得をします。ですが見てくれだけで心を動かされたりするでしょうか?
大切なのはそこに込めた想いそして行動(積極的コミュニケーション)です。
あなたの想いが社員一人一人の想いとなって、それがお客様に伝わって
あなたのビジネスを前に押し進めていきます。
その為にデザインはあり、デザインが必要なのです。