IDEA★NEWS 07
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どうも!イデアの佐藤です。
早いですね〜。もう10月ですか、今年は天気に恵まれない年ですね。というかこれまでの常識が通じなくなってきた感がある。まだまだ暑い大牟田から発信しまーす!
【CONTENTS】
★1.感動スイッチとしてのデザイン
★2.デザインのT.P.O
★3.編集後記
   
感動スイッチとしてのデザイン

私の仕事はデザインで企業の問題を解決することです。
多くの企業様の場合、その問題に気がついていないことも多いのですが、経営者のデザインのモヤモヤをスッキリさせることがイデア(私)の役割と感じています。これを私はデザインコンサルティングと勝手に言っていますが、その昔サラリーマンの時に会議の席で提案したら、社長を含む社内の人間の頭の上に?マークがたくさん出ていました。実は仕事は無限にあるのにパイプ役となる人間にそのアンテナがなければ、ただの受注産業でしょ?私はその事に危機感をいだいていたのだと思います。様々な企業経営者の方とお話しをさせていただきながら『企業×DESIGN』は、今後益々最重要課題となってくると考えられます。それもその筈で便利で普通にセンスの良いものに慣れ親しんでいる世代が下は10代から40代までと広がっているからです。そして一番お金を持っていて、しかも遊び馴れしているのはバブル期も体験してきた50〜60代のシニア世代。お金の使い道は、やはり良質でシビアなものとなる。
これからモノ(サービス)を売るのであれば、機能が同じならば感動が必要だ。感動を呼び覚ます『感動スイッチ』としてデザインはその役割を果たす。デザインはこれからももっと、もっと重要になってくる。ちょっと自分の行動と照らし合わせて思い出してみてください。そこ何千円かの違いなら安いものより良質のものを選んでいませんか?値ごろ感は確かにある。でも安ければ売れる時代でもない。また激安を喜ぶお客様はさらに安い方へと流れていく。それを追いかけるよりも負荷価値を上げ質で売る。
当然、皆さん自分の業種には自信をもって挑んでいる訳だから、価値をデザインに乗せてしっかりと伝えていくことが重要です。私も率先してブログやニュースレター、ホームページ等で随分前から価値を伝えていくことにこだわってきました。これらはお客様において速効性のあるものではないと思います。ただひたすらジャブを打ち込む作業です。(笑)でもそれは待ちのようでありながら、実は攻めの作業です。
当たり前ですが頂いた仕事をコツコツとただ一生懸命やるだけでは、どの業種も生き残っていけない時代になっています。
常に提案姿勢で問題意識を持ちながら、感動を呼びおこす働きかけ『感動スイッチ』が重要だと思っています。イデアもどうにかこうにか10年目が射程内に入ってきましたが、これからもデザインでお客様の問題を解決に導きながら私自身も新たなことにチャレンジしていきたいと思っています。

デザインSHOT!! >> デザインのT.P.O
自分の仕事がデザインだからではなく、私は昨今の企業戦士は名刺を3タイプくらいもっていても良いように思う。私自身も2種類あって使い分けているが、同業種や仕入先に渡す名刺とお客様に渡す名刺は同じであるはずがないと、ある日ふと思ったからだ。その渡す相手に何をもたらしたいかで内容が変わってくるからだ。関係先でもスッキリさせた方が良い場合や、ポップで遊び心があった方が良い場合と違ってくるだろう。
編集後記

最近の僕の個人的な夢はSF作家になることです。
見る映画も完全なエンターテイメントものから、シリアスなものまでSFが多いです。でもSFがどんどん身近な生活に近づいていることからストーリーが色褪せてくる。流石にまだ車は宙に浮いてはないが、トヨタタウンのような場所があればきっと物理的には可能なはずだ。既に科学の世界や自然環境が映画(娯楽)をも超越してきて、たまにニュースの映像を見ながらこれは映画か?と思う場面も目にする。人の頭の中で文字だけで勝負する小説とはデザインの離れ技だ。まだまだ遠いSFのような話しですが…